植木温泉との出会い
- 植木温泉の入湯記
- 天然温泉のかけ流しの温泉ばかり。隠れ家のような立ち寄り湯も!
1.出会い 小学生編
まだ管理人が小学生だった頃の事(1980年代)、です。
近所の空手道場に通っていたのですが、その流派みたいのがありまして「松風」といいました。
道場というと普通は当たり前の建物の中で畳の上とか、床の上での練習風景を想像されると思います。
我が道場は、師範の家の前の道路でした。
練習日は毎日だったですね。夜7:00〜8:30くらい。
もともと、師範が自分の子供を仕事から帰って家の前で教えていたのが、
近所の評判となり口コミで練習生が増えてしまったようです。20人以上くらいだったかな。
月謝などもはじめはなく、無償だったようですが、父兄より少しだけでもお礼がしたいという運びとなって月謝制になったようです。
もちろん公道で練習していますので、車などが通ると皆一斉に道路脇に避けます。
年中裸足なので一年目の冬は死ぬほど辛かったです。雪の日とかよく耐えれたなと思います。
親を恨んだものでした。しかし、二年目からはさほど辛くなかったですね。足の裏の皮が鍛えられるのでしょうね。
話は脱線しましたが、そんな中でも年に数回楽しみがありました。 その一つは昇級試験です。 夏休みに一泊二日で県外から、熊本の植木に行きます。 師範は普段自動車整備士だった為、大型の免許を持っていたのでしょう。 マイクロバスを師範がチャーターして運転して練習生を連れて行きます。 そこで毎年同じ植木温泉の旅館に宿泊していました。 当時、子供で温泉などという認識はまるで無く、プール付の旅館だったので、 仲間たちとプールではしゃげるのがただただ楽しかったのでした。
残念なのは、旅館名を全く覚えてない事です。
2.再会 社会人編
社会人になってからというもの、旅行はちょくちょく行っていたのですが、
温泉にまるで興味がなく、熊本方面はもっぱら阿蘇のドライブとかが中心でした。
が、年を重ねるにつれ温泉にでも浸かって日ごろの疲れを癒すという方向の旅行の楽しみ方を発見してしまったのでした。
となると、いつも通過点で、「あっ、植木ね。なんか行った事あるよ」みたいな感覚から、
「なつかし〜。久々に行ってみよっか!」という発想になり、立ち寄り湯に入ってみたのでした。
しかし、お湯につかってみてビックリしました。最近はいろんな温泉に行っていて自分なりに、
ここの湯は別格だなとか、ここはイマイチとか感じるようになっていたので。
別に温泉に詳しいわけでもウルサイわけでもないのですが・・・
ここのお湯はすばらしい。大人になって植木温泉の湯のすばらしさを発見したのでした。
連休になると、人ごみごったがえす観光地はキライなのですが。是非、ほんの少しの人が当サイトを見て行ってみようかなと思って頂けたら幸いです。